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クラシックギター備忘録

度重なる挫折にもめげずクラギを愛し続けて止まないクラギ親父の落書きブログ。スペイン系とラテン系が大好物。

懐かしのミゲル・リョベート! 『エル・メストレ(カタロニア民謡)』の聴き比べ

今昔懐かしいリョベート編のカタロニア民謡集をさらっている。『エル・メストレ』はその中でも特に好きな曲で、初めてこの曲の録音を聞いた時はショックだった。哀愁の漂うメロディーに斬新な響き。聴けば聴く程クラギの神髄を感じる。『エル・メストレ』とは『先生』という意味らしい。

これはマスターせねばと慌てて楽譜を買ってはみたものの、実際に弾いてみるとなんと難しい事か。と言うより4小節ほど過ぎた所で早くも挫折したのが約○年前。その後事あるごとに再挑戦。レッスンに足しげく通った成果か現在ではなんとか形になりつつある(のだろうか?)。

昔はセゴビアやブリーム、ジョン、それからイエペスなんかの録音をひたすら聴いたものだが、最近の人達はどんな感じの演奏をしているのだろうと思って最近はまっているサウンドクラウドでちょこっと検索してみた。

日本語で検索してみるもののあえなく惨敗。エル・メストレの原題を調べて『El Mestre』で検索してみたら関係のない音源の数々がずらずらと出てきた。そこでリョベートの綴り『llobet』を追加。すると結構絞られてきて目当 てのクラギ録音が数トラック上位に表示されたので検索結果の順番に聴いていく(クラギ親父の素人ならではの独断と偏見による感想付き)。

 

 

一番打者はスペインの有名なギタリスト、カルレス・トレパットの演奏。何年か前に出したCDの内容をそのままサウンドクラウドで公開しているみたいである。タダで全部聴けちゃうとなるともうCD買う必 要が無い様な。。。(でもクラギ親父はちゃんとCDも購入し続けている。所有欲である。)この人はリョベートやターレガが使用していたことで有名なトーレ スで演奏するので有名であるが、音の感じはちょっとリュートっぽいと言うかロマンス・ギターっぽい感じ。このポロン・ポロン感がサロン楽器としての本来のギターの姿なのだろうか。。。と感慨に耽る。演奏の感じは独特のリズム感と歌い回しが斬新。

 

 

2番手はダンカン・スミスという人の演奏。サウ ンドクラウドの面白い所は名前も聞いた事もない外国の演奏家の録音が聞ける事でもある。この人は名前の感じからして英語圏の人なのだろうか、スペインっぽ さが無い感じ。普段聞き慣れている録音とは異なる音が結構あるので手元の楽譜で確認したがやはり違う。違う編曲なのかといぶかしむ。

 

 

まだまだ続く。イタリアのDuilio Meucciと言う人で、なんと発音するのか分からないのでドゥイリオさんとしておく。この人の演奏は打って変わって結構ぐいぐい前に行く感じ。この滑らかさがイタリア的なのか。

 

 

困った事に名前が無いので誰の演奏なのか分からない上に国籍も書いてないので先入観で演奏スタイルを解説する事すら出来ない(笑)。個人的にはこの人の演奏が自分のお気に入りリストのトップを飾っている。今まで聴いた事の無い魅力的なクラギの音とわざとらしさが全くなく音楽が自然と流れていく洗練感がとても参考になる。

途中までしか聴けないのが残念。

 

 

アメリカのaachさん。同じ曲でもまさに十人十色。ここまで同じ曲を聴いて来るとだんだん耳が麻痺してくる感じがする。コンクールの審査員もこんな感じなのだろうか。

 

 

アメリカのジョゼフ(?)Joseph Spoelstra(またもやなんと発音するのか不明)さん。落ち着いたテンポで良い感じ。

 

 

セルジオ・サンテスと言う人の演奏。国籍が分からないのが残念。名前からしてラテン系か。この人の演奏も美しい。

 

 

オリベ・バッハさん。この人も国籍不明。オリベというとギターのホセ・オリベを連想するが、バッハという名字はドイツ系か?ジャケットイメージによるとギターは10弦ラミレス?録音があまり良くないが残念。

 

 

最後はスペインのJavier Carrasco Pachecoと言う人の演奏。同じスペインでもカルレス・トレパットとは全く異なる趣。アンダルシア地方のマラガの人らしいので感性が違うのか。

 

 

だんだん練習する気が湧いてきた。明日からがんばろう。。。